2019-06-30 Sun
先日NHKで陸奥宗光が主人公の歴史番組を見た。最近の傾向として史実を述べるだけでなくドラマとして再現していた。不平等条約の是正を果たした、唯一外務省に銅像が残る外務大臣。まさに波乱万丈の一生はドラマとしても見せるものがあった。坂本竜馬の海援隊の一員で竜馬暗殺後新撰組を相手に敵討を試みたが及ばず、むしろ海援隊が急速に消滅した原因だった、とは知らなかった。しかしその後外務省に入り英語もたっしゃだった妻の力添えも得て不平等条約の撤廃に成功した。
と内容は結構、配役もそれなりに良かったが、妻に扮する女性が話す英語については、(歴史再現も含めて)お粗末だった。今回はおそらく英語が話せない女性に見栄えが良いという事だけで採用。陸奥宗光の快挙実現の一助となった、きっとそれなりに立派な英語を話したと思える人物のイメージがミスキャストで台無しになったと感じた。
しかし、これだけではない。外国人がドラマで英語を話す場合にもある。英語が母語の人が演じなければならない役をどこか他の国の訛りのある役者が演じていたりする。
これは問題である。
そして日本人の出演者の場合はせめて発音指導くらいはきちんとやって欲しい。日本語のドラマでは方言の発音指導は当たり前の事だ。
日本人の英語に対する考えの一端が仄見える一例である。
詳しくは別の機会に。
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2018-06-03 Sun
英語との付き合いは長い。本来僕ほど語学に向いていない人もないものだと思うのだけれど13歳でアメリカに渡って以来かれこれ60年になる。